今年の夏は、猛暑と多雨多湿が繰り返される、とても厳しい季節でした。 そのせいか、心身の不調を訴えている方が大勢。今回は、「夏の疲れ」を上手に癒し、深まる秋に備える方法について考えてみたいと思います。
薬膳の視点から、春の不調やイライラを鎮めるごはんのレシピについてお話しします。薬膳における春とは、立春(2月4日)~立夏(5月6日)までの3ヶ月。冬からの陰気が弱まり、陽気がだんだん強くなる時期とされています。
「食と癒し」。 仕事柄、人の悩みを聴いている一方で、母親としてのごはん作りも欠かせない私が大切にしているテーマです。 以前から食には、栄養補給と同じくらい大切な「気」の補給という役割があり、中でも太古から日本人になじみのあるお米には、素材自体に気が宿っているような気がしています。