知れば知るほど面白い!お米やごはんのあらゆる知識やトリビアを基礎からつめこんだコーナーです。
「グルテンフリー」というフレーズ、聞いたことありませんか? アレルギー体質の人やダイエットを気にしている人たちの注目を集めている 健康を意識した食生活メニューのことです。 和食、それもお米を食材にしたメニューは、実はグルテンフリーのようですよ。
まだ耳慣れないかもしれませんが「お米マイスター」ってごぞんじですか? お米に関する専門職経験のある人だけがトライできる資格。お米屋さんの団体が認定しています。
玄米 --- 噛めば噛むほど、いい味を出してくれるすぐれもの。
玄米と聞くと、「ボソボソして食べにくい」というイメージを持っておられる方が多いかもしれませんね。でも玄米はとても栄養豊富なすぐれものなんです。噛めば噛むほど、いいことあるお米です。
玄米の栄養分はたっぷり摂りたいけれど、ごはんの味はやっぱり白米が一番、という欲張りなあなたにピッタリのお米があります。米つぶの胚芽部分を80%以上残して精米してある胚芽米です。
玄米は白米に比べてさまざまな栄養素を多く含んでいることはよく知られています。その玄米の中でも「発芽玄米」は高齢化社会で関心が高まるさまざまな病気の予防に役立つと言われる成分を含むお米として、健康面への効果に注目が集まっています。
赤いお米や黒いお米があるのはご存じですか?田んぼに色の違うイネを植え分けて描いた巨大アートをご覧になった方もいらっしゃるでしょう。赤米や黒米はいにしえの祭事でも使われていたと言われるお米なのです。
精白米の表面に付着しているヌカを、あらかじめ機械処理で取り去ってある無洗米は、炊く前にお米を研がなくてもすむ便利なお米として、忙しい人たちに人気があります。でも無洗米はお手軽なだけではなく、環境にも優しいお米でもあるのです。
冷凍・パック・レトルト・チルド・アルファ・缶詰。みなさんのキッチンにはいくつ置いてありますか?保存がきいて、しかも食べる時には調理の手間がぐっと省ける便利なごはんはすっかり暮らしの必須アイテムになりましたね。
炊きたてのホカホカごはんがおいしい秘密は何でしょう。輝くような白いごはんからほのかに立ち上がる湯気とおいしそうな香り。口に入れた途端に広がるふっくらした食感とかすかな甘さ。想像しただけで食欲をそそる炊きたてごはんのおいしさの理由をちょっと科学的に探ってみましょう。
四季を通しておいしいごはんを食べられる工夫、お教えしましょう。 秋の「新米」は、お米が新鮮なのでおいしいごはんが炊けます。 でも新米がない季節はどうしましょう?買う時にパッケージの裏を見て、 お米の種類や鮮度をチェック。買ったあとは、保管の仕方に一工夫。 これで1年じゅう、おいしいごはんが食べられますよ。
日本人が「ごはん」としていただくお米は、ジャポニカ種と呼ばれるイネです。米つぶがずんぐりしており、炊くと美味しい粘りが出るのが特徴。ではこのお米はどこで生まれて、どうやって日本人の口に入るようになったのでしょうか?
日本人はほとんど毎日ごはんを口にします。それだけにお米の安全性についてはさまざまなルールが定められていますし、生産者や流通業者も安全と品質を高めるためにたゆまない努力を続けています。最近では自然の力をうまく利用する農法も試みられています。日本のお米は味だけでなく、安全性でも世界に誇れるお米です。
店頭に並んでいる白いお米だけがお米ではありません。「玄米」「分つき米」「胚芽米」など、加工の仕方によって米つぶはさまざまな種類に分かれます。中には赤いお米や黒いお米もありますよ。含まれる栄養や味わいもそれぞれに個性がいっぱい。おもちや日本酒などにも変身して、お米は多彩な表情を見せてくれます。
地球上のイネはまず「アジアイネ」と「アフリカイネ」に分かれますが、現在世界中で栽培されているイネの大半は「アジアイネ」の仲間です。その「アジアイネ」を区分すると、「ジャポニカ米」「インディカ米」「ジャバニカ米」の3つに分けられます。