味の素冷凍食品 業界初※紙を一部使用した袋パッケージを「地鶏釜めし」に導入

味の素冷凍食品 業界初※紙を一部使用した袋パッケージを「地鶏釜めし」に導入

味の素冷凍食品株式会社は、味の素グループが2030年度までに目指している「プラスチック廃棄物のゼロ化」に向けて、SDGsへの取り組みをさらに強化し、より良い地球環境づくりに貢献するため、家庭用冷凍食品「地鶏釜めし」のパッケージをプラスチックフィルムから紙を一部使用したフィルムに変更します。紙を一部使用した袋パッケージの冷凍食品を発売するのは、日本の冷凍食品業界で初※の取り組みです(※味の素冷凍食品調べ)。


日本の冷凍食品業界で初※ 紙を一部使用した袋パッケージ実現までの背景

「地鶏釜めし」は2021年秋季に発売した製品で、国産のお米と徳島県産阿波尾鶏を使用し、一釜一釜直火で炊き上げた釜めしです。このたび、紙を一部使用した袋パッケージに変更することで、竹皮モチーフのパッケージデザインを手触りからも感じていただき、“専門店品質の和ごはん”という製品コンセプトをさらに強化させます。
また、プラスチック使用量を削減し、味の素冷凍食品の“より良い地球環境づくりに貢献する”というミッションの実現を目指します。

冷凍食品は温度変化で結露が発生しやすいため、耐水性の弱い紙フィルムでの袋パッケージ化は高いハードルでしたが、何パターンもの包材と包装技術開発の試行錯誤を繰り返し、検討開始から1年半の期間を経て、実現しました。紙を一部使用した袋パッケージの製品を発売するのは、日本の冷凍食品業界で初※の取り組みで、パッケージ変更により、従来品比で約9.7%※のプラスチック使用量の削減を見込んでいます。

※味の素冷凍食品調べ

パッケージに「プラスチック使用量削減」を訴求

「あじペン®ECO」マーク

パッケージの表面には紙のリサイクルマークを追加し、裏面にはプラスチック使用量を削減していることを、生活者に一目でわかりやすくお伝えするために、味の素冷凍食品コーポレートキャラクターの「あじペン®ECO」マークが掲載されています。

味の素冷凍食品のASVを通じたSDGsへの取り組み

味の素冷凍食品は、ミッション(冷凍食品の提供価値を高め、世界中の人びとの健康で豊かな暮らしに貢献し、そして、より良い地球環境づくりに貢献する)を実現するために、ASV(Ajinomoto Group Shared Value)を推進し、社会価値と経済価値を共創してきました。味の素冷凍食品のASVを通じたSDGsへの取り組みの一つとして、「プラスチック削減」があります。2020年度は、トレイ不使用製品の開発や、パッケージを縮小することによる省資源化などを進め、合計約50t/年※のプラスチック使用量を削減しました(※2019年度比、味の素冷凍食品調べ)。

味の素グループは、プラスチック使用量の削減とともに、プラスチックを廃棄物ではなく資源として循環できるような新素材や新技術の開発に取り組み、2030年度に「プラスチック廃棄物のゼロ化」を目指しています。
今後も味の素冷凍食品は、ミッションを実現し続けるために、環境負荷の低い製品づくりに取り組んでいきます。

製品概要

1.製品概要:

2.発売日:2022年2月6日(日)以降、順次切替え
3.発売地域:全国
4.賞味期限:年月日で表示
5.希望小売価格:設定せず
6.デジタルパンフレット:https://my.ebook5.net/ffa_ajinomoto/pamphlet_retail/
7.お客様向けお問い合わせ先:味の素冷凍食品(株)お客様相談室[フリーダイヤル]0120-303-010

味の素冷凍食品株式会社

https://www.ffa.ajinomoto.com/

味の素冷凍食品の公式ウェブサイト。商品の詳しい情報やレシピ、企業情報、キャンペーン情報などを掲載しています。

味の素株式会社 ~Eat Well, Live Well. ~AJINOMOTO

https://www.ajinomoto.co.jp/

味の素株式会社の商品情報やレシピ、味の素グループの目指す姿など企業情報をご紹介します。味の素グループは、これからも食とアミノ酸のはたらきを通じて、世界中の人々の健やかな生活に貢献できる企業を目指していきます。

この記事のライター

関連する投稿


おこめとバナナから作られたサステナブルな除菌ウェットティッシュとは!?

おこめとバナナから作られたサステナブルな除菌ウェットティッシュとは!?

今回は全日空商事が、ファーメンステーションと協業によって実現させたおこめとバナナから作られたというウェットティッシュのお話です!


最新のIT技術を駆使したスマート農業によって誕生した「スマート米」とは!?

最新のIT技術を駆使したスマート農業によって誕生した「スマート米」とは!?

今回は最新のIT技術を惜しみなく農業分野に取り入れたオプティムというメーカーによるスマート農業の事例と、そこで誕生した「スマート米」をご紹介します。


「米ぬか」は一概に悪いものではなく、むしろパワーの源だった!

「米ぬか」は一概に悪いものではなく、むしろパワーの源だった!

今回は「米ぬか」を有効活用するメーカー・築野食品工業の取り組み、SDGsへの思いを聞きます。


おこめ業界の連合体によってSDGsに取り組む「BG無洗米コンソーシアム」とは何か?

おこめ業界の連合体によってSDGsに取り組む「BG無洗米コンソーシアム」とは何か?

今回は東洋ライスが開発した無洗米を発端にして生まれた「BG無洗米コンソーシアム」の取り組みをご紹介します


地球は、おかわりできません……無石米、無洗米など、60年にわたり「おこめ」にまつわる健康・環境に貢献し続ける東洋ライスのSDGsとは!?

地球は、おかわりできません……無石米、無洗米など、60年にわたり「おこめ」にまつわる健康・環境に貢献し続ける東洋ライスのSDGsとは!?

「SDGs」という概念、言葉がないはるか昔から「おこめ」にまつわる健康・環境への配慮をし続ける東洋ライスの取り組みを、代表取締役の雜賀慶二さんのお話からご紹介します。


最新の投稿


“あられ、おせんべいの製菓業”から“Better For Youの食品業”へ 亀田製菓グループの美味しく健康価値のある食品事業の進化

“あられ、おせんべいの製菓業”から“Better For Youの食品業”へ 亀田製菓グループの美味しく健康価値のある食品事業の進化

亀田製菓株式会社は、この度“あられ、おせんべいの製菓業”から“Better For Youの食品業”へと進化することを目指し、グループ会社の株式会社マイセンファインフード、株式会社タイナイと共に、「プラントベースドフード(植物性代替肉)」、「米粉パン」、「お米由来の乳酸菌」のそれぞれで新たなブランドを立ち上げます。


【お米クイズ】第183回:炊飯器の水加減

【お米クイズ】第183回:炊飯器の水加減

「これは知ってほしい!」五ツ星お米マイスター・小池 理雄が、皆さんへお米のトリビアを毎回楽しくお届けする「お米クイズ」。 第183回は炊飯器の水加減についてです。


日本初上陸!台湾インスタント麺人気No.1「統一麺」や「統一ビーフン」などの商品を公式販売開始

日本初上陸!台湾インスタント麺人気No.1「統一麺」や「統一ビーフン」などの商品を公式販売開始

台湾食品のEC事業・PR事業を行うotomap合同会社は、台湾食品オンラインショップ「Hojia Market」にて、台湾で大人気のロングセラーインスタント麺「統一麵」や「統一ビーフン」などを新発売しました。日本発売を記念して「台湾人気No.1!台湾ヌードル食べ比べセット」も送料無料で販売開始です。


おこめとバナナから作られたサステナブルな除菌ウェットティッシュとは!?

おこめとバナナから作られたサステナブルな除菌ウェットティッシュとは!?

今回は全日空商事が、ファーメンステーションと協業によって実現させたおこめとバナナから作られたというウェットティッシュのお話です!


こめ油と米粉の「come×come(コメトコメ)」「imperfect表参道」にて人気商品の販売開始!

こめ油と米粉の「come×come(コメトコメ)」「imperfect表参道」にて人気商品の販売開始!

築野食品工業株式会社が「あたらしい、お米のカタチ」を追求して作った、こめ油と米粉のグルテンフリーシリーズ“come×come(コメトコメ)”。人気商品の「さっくりなめらか贅沢こしあんサンドクッキー」と「うるおいミニ生シフォン」がimperfect表参道にて販売開始されました!


アクセスランキング


>>総合人気ランキング