【第178回】問題:田んぼと鳥の関係

今回のクイズは、「田んぼと鳥」の関係についてです。
日本各地の田んぼを見て気付きますが、田んぼには必ず鳥がいます。それらの鳥は稲作にとって必要な活動をしている場合もあれば、そうでも無い場合もあります。もちろんそれは人間の勝手な見方であり、彼らは生きるために必要な活動をしているのですが…。
問題
さてここで問題です。
田んぼで見られる鳥の活動について正しく説明しているものを、次のア~エから選び記号でお答えください。
ア.スズメは稲穂の米粒を食べるが、籾殻ごと飲み込むことがほとんどである。
イ.合鴨栽培における合鴨は害虫駆除のため飼育されており、除草は期待されてない。
ウ.トキは田んぼで餌を探す際に稲を踏みつけるが、かえって丈夫な稲になる。
エ.無農薬栽培の田んぼには虫が多いため、その上にはツバメが多く飛んでいる。
■正解
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エの「無農薬栽培の田んぼには虫が多いため、その上にはツバメが多く飛んでいる」でした!
無農薬栽培=生き物が多く棲んでいる=餌が多い、ということです。筆者は産地でそういったツバメの話をよく聞きます。
ア…通常は籾殻は外して食べます。籾殻はガラス繊維のため消化しにくいのです。
イ…通常は雑草を食べることを期待して合鴨を田んぼに放します。
ウ…かつては田んぼを荒らす、ということでトキは害鳥扱いでした。そのこともトキ乱獲の背景にありました。
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