【第183回】問題:炊飯器の水加減

炊飯器具で最も普及しているのは電気炊飯器でしょう。電気炊飯器を使うことについて様々な意見がありますが、手軽さの割にはかなりのレベルの美味しさを実現できるため、多くの人から支持されています。
しかしどんなに便利な機械であっても「人間の手を加えるところ」で「間違った選択」をしてしまえば、機械の機能を活用できずに残念な結果になってしまいます。
「人間の手を加えるところ」の代表格が「水加減」です。内がまにはその水加減を示す様々なラインが引かれています。
問題
さてここで問題です。
この「ラインの高さ」について正しく述べているものを次のア~エから選び記号でお答えください。
ア.白米を炊飯する場合、このラインはお米に対して2倍の水が入るように設定されている。
イ.玄米を炊飯する場合、このラインは白米よりも低い位置で設定されている。
ウ.付属のカップ1杯分で3合入るのが一般的であり、その場合の水加減は「1」のラインに合わせる。
エ.無洗米を炊飯する時は、白米のラインよりもやや高い位置に水加減を合わせる。
■正解
答えは、ページをスクロールしてくださいね!
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エの「無洗米を炊飯する時は、白米のラインよりもやや高い位置に水加減を合わせる。」でした!
無洗米は通常の米粒よりも小さいため、同じカップですくった場合、無洗米の方が米粒が多い状態です。そのため水加減はやや増やすことになります。
ア…炊飯器メーカーにより設定が異なりますが、だいたい1.2倍くらいの水の量が入るようになっています。
イ…玄米を炊飯する場合は加熱時間を長くしなければならないため、水を多めに入れるようになっています。
ウ…通常のカップ1杯分は1合分です。通常4人家族であれば一食3合分(450g)あれば十分ですが、最近は一人世帯も増えているため、カップ1回ですくうことの出来る量は1合の場合が多いようです。
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