【葉月八月の開運ご飯】処暑の食養生 夏野菜のカレー

【葉月八月の開運ご飯】処暑の食養生 夏野菜のカレー

お盆も過ぎて、暑さも峠を越したような…。日中は相変わらずの暑さですが、早朝や日が暮れてからは秋の気配が感じられ、少しだけ凌ぎやすくなります。空は高く、雲は絹や鰯を思わせる繊細で優しい形に。草むらでは虫の音も聞こえ、季節は秋へと歩みを進めます。 こんな時は、どうしても体調を崩しがち。いち早く夏の疲れを解消して、実りの秋に向かって運をつかむべく、心身を整えましょう。


撮影「Takashi Maki」

この時期に大切なのは、まず体に残っている熱を取り去ること。そして空気の乾燥する秋に備えること。
体にこもった熱や火照りを取り去るには、夏野菜が有効。キュウリやナス、トマト、パプリカなどが名残の時期を迎え、真夏より実がしっかり詰まって味も香りも濃厚になってきます。

そこでおすすめなのが夏野菜のカレー。食べやすい大きさにカットして蒸し煮にし、市販のカレー粉とブイヨンで味を整えるだけ。ルーを使ったカレーと違ってサラサラのスープ上に仕上がるから、夏バテで胃腸が弱っている時も食が進みます。
野菜だけでも十分においしくできますが、好みでベーコンや骨つきチキン、卵を加えるとボリュームアップして、食べ盛りの子供たちにも喜ばれます。

一方、秋の乾燥で痛めがちな呼吸器や肌をケアするのに有効なのが、旬を迎えた梨です。そのまま生でいただくのはもちろんですが、コンポートにするのもおすすめ。台湾では梨のコンポートに、渇きを潤す働きを持つ白キクラゲや蓮の実を合わせたスイーツもあるのだとか。

万全の体調で迎える実りの秋、きっといいことがあるはずです!

この記事のライター

好きが高じて食をテーマに20余年、食べては書く日々を送るライター・エディター。

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