【第169回】問題:米屋の前掛け

さて今回週のクイズはお米屋さんで使う「前掛け」についてです。
よくお米屋さんがつけている前掛け。いまはそれほどではありませんが、昔は長さが腰から足首までの長さがありました。なぜこんなに長いのかというと、そこにはもちろん理由があります。
問題
さてここで問題です。
この理由について正しく述べているものを次のア~エから選び、記号でお答えください。
ア.前掛けのうえに玄米を広げて、その状態を観察していたから。
イ.米俵を担ぐときに、前掛けを肩に回して俵の間に挟んでいたから。
ウ.バイクで配達する際の風防・寒さ除けに使っていたから。
エ.かまどで炊飯したときに、熱い釜を持つために使っていたから。
■正解
答えは、ページをスクロールしてくださいね!
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イの「米俵を担ぐときに、前掛けを肩に回して俵の間に挟んでいたから。」でした!
最近は米俵で流通することはありません。一昔前までは米俵ではなく麻袋で流通していた時もありましたが、それすらも最近では見ることはありません。そのためそこまでの長さが必要なくなったのです。
いまは人力で運ぶ場合は30㎏の紙袋が主流です。いっぽうで機械で運ぶ場合は「フレシキブルコンテナ(略して「フレコン」)」というポリプロピレンでできた大きな袋が主流です。最近は人手不足や宅配便の運賃が上がっていることなどから、産地では手間のかからないフレコン出荷が増えてきています。
なお人が運ぶ場合は30㎏ではなく25㎏の袋が増えてきています。
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」