【第167回】問題:米に関わる冬の景色

今回のクイズは、冬の風景についてです。
日に日に寒さが増し1年の終わりを慌ただしく感じるこの時期、稲刈りの終わった田んぼはすっかり冬景色一色となっています。
問題
この時期、各地で普通に見られる風景でもお米にまつわるものはたくさん見られます。
それらの風景について間違って述べているものを次のア~エから選び記号でお答えください。
ア.この時期、田んぼには水が張られていないのが普通だが、水鳥たちのためにわざと水を張っているところもある。
イ.大量の雪を利用してお米の保管倉庫の温度を下げる施設があり、雪が残っている間に雪を施設に運び入れている。
ウ.正月で使うしめ縄やお飾りには稲わらが使われているが、コンバインで刈り取られた稲のわらしか使われない。
エ.籾殻を活用して製造される籾殻燻炭を雪の上に撒くと雪解けが早くなるため、春作業前に撒かれている。
■正解
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ウの「正月で使うしめ縄やお飾りには稲わらが使われているが、コンバインで刈り取られた稲のわらしか使われない。」でした!
コンバインで稲わらが細かく裁断されます。敷きわらには出来ますが、ある程度の長さが求められるしめ縄等では手刈りやバインダーで刈り取られた稲わらでないと難しいようです。
ア…水が豊富な地域でないと難しいのですが、例えば宮城県大崎市で見ることが出来ます。
イ…このような施設で保管されたお米を「雪室米」として販売している地域もあります。
エ…燻炭は黒いため日光を浴びると他の箇所よりも熱を帯びます。そのため融雪が早いのです。
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」