【第107回】問題:お米の栄養素

今回はお米の栄養素についてです。
「朝、ごはんを食べないと頭の動きが活発にならない」とよく言われています。これは脳が働くために必要なエネルギーである「ブドウ糖」が不足しているから、と言われています。このブドウ糖は、実はお米の中の「ある栄養素」が分解されて出来上がります。ですから、朝しっかりとごはんを食べることが大切なのです!
問題
さてここで問題です。この「ある栄養素」とはいったい何でしょうか?次のア~エから選び、記号でお答えください。
ア.たんぱく質
イ.炭水化物
ウ.脂質
エ.食物繊維
■正解
答えは、ページをスクロールしてくださいね!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
イの「炭水化物」でした!
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です。そのブドウ糖は、米粒のほとんどを占めている炭水化物を分解することにより出来上がるのです。
なお、米粒の栄養素の割合は、炭水化物が約77%、水分が約15%、たんぱく質が約6%、脂質約0.9%となっています。たんぱく質がやや多いのが意外かもしれませんが、この数値がある程度低い方が美味しいお米とされています。食物繊維は、白米にも含まれていますが玄米の方が多くみられます。
お米はカロリーが高い食べ物と言われているのは、ほとんどが炭水化物でできているからです。
しかしお米は小麦と違い粉末状ではなく粒で摂取するため、エネルギーの体へ吸収スピードが遅いのです。そのため、ごはんは腹持ちはいいけれど太りにくい食べ物、と言われているのです。
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」