神田明神のこと

隨神門。長崎平和祈念像制作者として有名な北村西望(きたむら・せいぼう)氏の監修だそう。
神田明神は2029年には創建1300年を迎える、東京の総氏神様です。
正式名称は「神田神社」ですが、「神田明神」のほうが親しまれていますよね。
商売繁盛に強いご利益があるため、仕事始めの期間はそれはそれはものすごい数のビジネスマンが団体で押し寄せます。
「ドォォォォォ!」と効果音をいれたくなるくらい。
明治神宮などの初詣に比べると圧倒的にスーツ率が高く、参拝列がダークカラーに染まるのも圧巻です。
威勢が良い神田明神の魅力

御社殿です。左右の狛犬さんも素敵です。
今回はお仕事のことや縁起散歩の無事をお祈りしました。
ご社殿は関東大震災により焼失しましたが、昭和9年に当時としては画期的な鉄骨鉄筋コンクリートの耐火建築として造営されました。
そのかいもあって、都内は東京大空襲で消失している神社仏閣も多い中、わずかな損傷のみで戦災を耐えぬいたのだそうです。
もちろん、「それだけではない力もあったのではないか...」という噂はたえません。
私もそう思います。
神田明神の魅力はたくさんあります。
特に私が好きなのは、パワフルな気が漂う境内と、新しい試みをいつも発見できるところです。
神田祭に代表される「伝統や神様の力」と、面白いものをどんどん取り入れる「人間の攻める力」がガッチリタッグを組んで、江戸の町をけん引している印象なのです。
アニメとのコラボや、基盤型のIT情報安全お守り、おみこし型ゆるキャラ「みこっしー」...。
文化交流館EDOCCO(エドッコ)ができてからは、イベントもますます盛んです。
移り変わりが激しい東京を守り続けるには、時流に乗る威勢の良さも大切なんですね。

有名な獅子山。なんでも近くで水しぶきを浴びるとよいそうで..。
私も浴びてきましたよ☆

神田明神の盆踊りは流石のアニソンファースト!?
24時間開門(23時消灯)されているので夜間も参拝ができる、忙しい人にもうれしい神社です。
暗いとちょっと怖いと思うので灯りがついているうちの参拝でどうぞ。
ありがたくお参りさせていただき、さあ、いよいよお米スイーツへ...!
老舗の甘酒屋さん・天野屋

こちらが天野屋さん。
神田明神入り口・一の鳥居横の雰囲気あるお店。
創業は1846年(弘化3年)だそう。老舗です。

看板が渋いです。お神輿がショーケースに飾られています。

お店の左側にあるのが、甘酒が飲める天野屋喫茶部です。
歩き回って疲れた体を癒してくれるのが、こちらの甘味。
チャンスがあれば、ぜひ店内で味わってください。

冷たいお茶で一息。いきなり旅館に来たような....ここに一泊したい。
店内は、温かみのある懐かしい空気が参拝疲れを癒してくれます。
昨日今日では作れない風情があふれていて、めちゃくちゃ素敵なのです。

大好きな照明の色。さまざまな灯りがともる店内。

どこを見ても飽きませんのよ。
化学添加物不使用、原料は米と糀だけ。明神甘酒
お米縁起散歩としては、「明神甘酒」ははずせません!
冷たいのと温かいのが選べますが、暑かったので冷たいほうを選びました。
メニューには英文も添えてあります。
代金は、頼んだものが席に届いてから、座ったまま会計するシステムです。

お漬物で塩味が添えられた、心憎い甘酒。450円(税込)。(ホットは400円(税込))
うっ、、、、うまし!
甘みは強めで身体に栄養が染み渡ります。
糀独特のまろやかさ。
個人的にあたたかい甘酒より、夏に飲む冷たい甘酒がすっきりして好みです。
冷え具合もちょうどよく、一気に元気になりました。
化学添加物をいっさい使用せず、米と糀だけの伝統的製法で作っているそうですよ。
白玉きなこのお出まし
さらに、注文していた白玉きなこが到着しました。
白玉の原料はお米。
お米ってどれだけポテンシャル高いんでしょう。

可愛らしい器に盛られた白玉きなこ、500円(税込)。
もきゅもきゅした噛み応えのある白玉にきな粉と蜜がからまって最高です。
美味しくて困ります。
雨が上がりかけの庭を眺めつつ。
風流気分が高まり心の中で
「いとうまし。。。。」
自然と昔の人になりきってつぶやきました(笑)。

いとうまし、白玉。

いとうまし、きな粉。
おいしゅうございました。
縁起いい気分になり、すっかり満足して店を出ました。

東京のビル街にいることを忘れました。庭の風鈴がいいわ〜。
EDOCCO CAFE MASU MASU(マスマス)の甘酒

2018年、神田明神の境内にできた文化交流館EDOCCO(エドッコ)。手前左にいるのが「みこっしー」。
「EDOCCO」の中には「CAFE MASU MASU (マスマス)」という、おしゃれカフェがあります。こちらでは升に入ったおしゃれ甘酒がいただけますよ。

おしゃれな升にセッティング。よく冷えて美味しいです。400円(税抜)。

升(ます)をモチーフにした映えメニューがいろいろあります。楽しい。。

和かわいいスイーツがいっぱい。

ロゴもおしゃれ。

店内は開放感があります。
EDOCCOでお土産を物色
ショップゾーンは神棚からおみやげ物までがずらり。楽しく買い物できます。
最近のお土産って本当におしゃれです。

お酒好きにいかがでしょう。神田明神オリジナル樽 5,400円(税込)。

ご祈祷すみのありがたい結び米。880円(税込)。お値段も縁起いいですね。
色々迷って、勝負運が上がること間違いなしの「明神勝餅」を購入!
せんべい好きなもので...。
中身はうにせんです。軽い食感でサクッサク。美味しかったです。

もしかして神田明神を代表するお守り「勝守」をもじったネーミングかな..?(笑)
明神勝餅 650円(税込)。

奥に写っているのは境内のアニメコラボショップです。
パワフルな神田明神さまと、お米から生まれた美味スイーツたち。
しっかりパワーチャージさせていただきました。
お参りの際は、ぜひお米スイーツも楽しんでくださいね!ではまた。
関連情報
【住所】東京都千代田区外神田2-16-2
【電話】03-3254-0753
【最寄り駅】
JR
中央線・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
京浜東北線・山手線 秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分
東京メトロ
丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分
千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分
銀座線 末広町駅 より徒歩5分
日比谷線 秋葉原駅 より徒歩7分
詳しいアクセス情報
【開門時間】24時間(23時消灯)
【神田明神公式ホームページ】 https://www.kandamyoujin.or.jp/
※お出かけになる際は、最新情報をお確かめの上お出かけください。
【住所】東京都千代田区外神田2-18-15
【電話】03-3251-7911
【最寄り駅】
上記の神田明神の情報をご覧ください。お店は 一の鳥居の横にあります。
地図はこちら
【営業時間】
平日:10:00-18:00
土曜日:10:00-18:00
祭日:10:00-17:00
12月2週目~3月末の日曜日は、無休
【定休日】
日曜日(4月~12月第1週)/海の日/夏期休業日 8月10日~17日(前後に日曜日がある年は日曜日も含む)
【天野屋公式ホームページ】 http://www.amanoya.jp/
※お出かけになる際は、最新情報をお確かめの上お出かけください。
縁起物と宇宙とお米スイーツが大好き。WEB関連で働いています。プライベートで鑑定も。47都道府県の縁起スポット&お米スイーツスポットを訪れ「いとうまし...」と語るのが夢です。