【第55回】問題:お米の消費量

今回も「数値編」です。
皆さんがいつでも目にすることが出来る「お米」。
それでも戦中、戦後はなかなかお腹いっぱいにお米を食べることは出来ませんでした。
日本人がお米をたくさん食べられるようになったのは、1960年代になってからです。
1年間の一人あたりのお米の消費量は1962年にはピークを迎えます。
なんと、その当時は一人あたりの消費量は約120㎏です。
一人当たり1ヵ月で10㎏のお米を食べていたんですね。
それ以降、1年間の一人あたりのお米の消費量は一貫して下がり続けています。
そして平成25年の統計によると、約○○kgまでに下がっているのです。
問題
上記の○○に当てはまる数字に最も近いものはどれでしょうか。
次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.100
イ.80
ウ.60
エ.40
正解
答えは、ページをスクロールしてくださいね!
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ウの「60」でした!
何とピーク時の約半分です。少し前ですが、統計資料である平成25年度の概算では56.9㎏まで下がっています(「食糧需給表」より)。
平成28年度(2016年)ではさらに下がり、54.4kgです。
生産技術が上がってお米の生産量が増えても、このように消費量が減ってきているため、以前は減反などといった米価維持のための政策がとられていました。
日本人はその失った半分を別の食糧で補っているということですね。
日本人の食生活が多様化してきている、ということがこの数字からも見てとれます。
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」