【第2回】問題:コシヒカリの「祖先」にあてはまる品種は?

さてお米に関するあれこれ… 今回も「品種編」です。お米に関心のある人だと「このお米はコシヒカリ系列なのだろうか!?」と気になりますよね。「コシヒカリ系列」とは「その品種はコシヒカリを祖先に持つかどうか」ということです。
「コシヒカリ系列」の代表例としては、「あきたこまち」「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」などがあります。良食味米として日本各地で栽培されている「コシヒカリ」。日本で生産されるお米(うるち米)の30%以上をコシヒカリが占めています。
トップランナーとしての地位は当分、揺るぎそうにもありませんね。「たまにはコシヒカリ以外のお米を食べてみたい」…という方もいらっしゃるかと思います。
次に挙げるア~エのうち、コシヒカリの子や孫ではなく、「祖先」にあてはまる品種はどれでしょうか?
ア.亀の尾
イ.日本晴
ウ.はえぬき
エ.ササニシキ
さあ、どれか一つ、選びましたか?
答えは、ページをスクロールしてくださいね!
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■正解
アの「亀の尾」でした!
亀の尾は明治時代に山形県で阿部亀治により育成された品種です。今の時代に広まっているコシヒカリやササニシキ、ひとめぼれ、あきたこまちといった「良食味なお米」のほとんどがこの「亀の尾」の血を引いています。亀の尾はその味もさることながら、病気や寒さにも強いという点も大きな特徴です。「収穫が安定して味も良い!」ということで全国に広まっていきました。イの「日本晴」は1970年代に最も多く栽培されたお米です。
いかがでしたか?
まだまだクイズは続きますので、お楽しみに!
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」