【第132回】問題:流通における米屋の仕事

今回のクイズは「流通における米屋の仕事」についてです。
ご存知の通り街のお米屋さんはお米の販売を生業にしています。ただ、お米は日本人の命を支える大事な食糧であるため、販売というだけでも様々な規制があるのです。
つまり、お米屋さんは様々な法律に則って仕事をしているのですが…。
問題
さてここで問題です。
米屋さんが行ってはいけないことを次のア~エから選び、記号でお答えください。
ア.お米をブレンドすること。
イ.許可なくお米を販売すること。
ウ.生産者からJAを介在せずに直接お米を購入すること。
エ.お米を仕入れた際の伝票をすぐに破棄すること。
■正解
答えは、ページをスクロールしてくださいね!
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エの「お米を仕入れた際の伝票をすぐに破棄すること」でした!
トレーサビリティ法により、産地から消費者までどのようなルートを辿ってお米が届けられたのかいつでも判明できるように、米屋は仕入れ伝票を3年間は保存しなければなりません。
ア…お米をブレンドすることは問題ありませんが、ブレンドしているのにブレンド米と表示せずに販売するのは違法です(食品表示法、農産物検査法)
イ…お米の販売は許可制ではなく届け出制です。各地の農政局に届け出をすれば事足ります(食糧法)。
ウ…現在ではお米をどこから購入するかについての規制はありません。
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」