【第114回】問題:生産者の技術

お米も生産者さんの「ウデ」により、味が異なってきます。
もちろん置かれた栽培環境…土や水、風、気温なども重要ですが、それらの自然条件下で美味しいお米を安定して栽培するには、やはり生産者さんのウデに依るところが大きいようです。
問題
さてこのように「生産者さんのウデ」とざっくりと言いますが、具体的にはどのような作業を指すのでしょうか?
お米の味が良くなることにつながらない作業を次のア~エから選び、記号でお答えください。
ア.苗を丈夫に、立派に育てること
イ.稲の様子をみて肥料を撒くタイミングを計ること
ウ.暑さに気を付けて田んぼの水位を変えること
エ.収穫後の乾燥を手早く行うこと
■正解
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エの「収穫後の乾燥を手早く行うこと」でした!
通常は乾燥機を使って収穫後の籾を乾燥させますが、この作業を急いで行う(つまり高温で短時間で乾燥させる)と米粒の割れに繋がります。
アは「苗半作」という言葉があるくらい、稲作においては重要な作業です。
イは例えば「追肥」という言葉がありますが、稲の生育具合を見て肥料を追加する場合があります。そのタイミングや肥料の量がお米の味に影響を与えるのです。
ウは最近の夏の気候においては非常に大切な作業になります。
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」