【第77回】問題:品種と産地の違いによる新米の時期

さて今回のクイズは…新米の時期についてです。
収穫時期には、天候不順の影響で刈り取り時期が遅れることもあります。夏に気温が高いときには、米粒は充分に登熟しますが、もちろん、蓋を開けてみなければ分からないのが通例です。
お米屋さんやスーパーで新米が並び始める時期も一気に並ぶわけではなく、各地の新米が時期をずらして並んでいきます。
トップバッターはいつも沖縄県のお米です。その後、各地から色々な新米が入荷されますが、最終的にすべての新米が出揃うのは11月の半ばになります。
問題
さてここで問題です。小池精米店で販売している次のお米のうち、いちばん最後に入荷される新米は次のア~エのうちどれでしょうか?
ア.新潟県佐渡産コシヒカリ
イ.北海道旭川産ゆめぴりか
ウ.鹿児島県種子島産コシヒカリ
エ.宮崎県高千穂産ヒノヒカリ
■正解
答えは、ページをスクロールしてくださいね!
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エの「宮崎県高千穂産ヒノヒカリ」でした!
ヒノヒカリ自体はやや刈り取り時期の遅い、いわゆる晩稲のお米です。宮崎の高千穂はやや標高が高いということもあり、小池精米店には11月中頃に届く場合が多いです。
このように産地だけではなく品種自体の特徴のあいまって、新米出荷の時期が左右されます。
なお、選択肢ア~エを弊社入荷時期の早い順に並べると、ウ→ア→イ→エとなります。ウは8月上旬、ウは9月下旬、イは10月中旬…となっています(もちろん、年によって異なります)。
お米ファンの更なる増大に向け、今日もせっせと精米・配達・情報発信に務めてます。モットーは「楽しくなければお米ではない!」