日本のおいしいお米を世界に - ごはんグルメトレンド[2]

日本のおいしいお米を世界に - ごはんグルメトレンド[2]

農林水産省によると、日本人1人当たりのお米の消費量は年々減少し、2015年度には、ピーク時の約半分になりました。ところがその一方で、世界中に日本食レストランが増えています。今や日本のお米は海外で人気が高まっているのです。今回は、日本のお米の輸出事情について調べてみました。


お米の輸出は年々増えている

国内でお米離れが叫ばれる一方で、外国への輸出は増えています。

農林水産省の「米に関するマンスリーレポート(平成29年11月)」に、お米の輸出についての記載がありました。

・「農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略」(平成25年8月決定)の中で、コメ・ コメ加工品の輸出額を2020年(平成32年)までに600億円とすることが決定。
・2020年(平成32年)の輸出額1兆円目標について、「未来への投資を実現する経 済対策」(平成28年8月決定)において、平成31年に1年前倒しすることとされ、 オールジャパンでの輸出拡大を推進。
・2016年の輸出額は、221億円(前年比9.9%増)。

資料:財務省「貿易統計」(政府による食料援助を除く)
コメ・コメ加工品の輸出状況

どうやってお米の輸出をさらに増やそうとしているの?

それでは、政府はお米・お米関連食品の輸出額を増やすために、実際にどんな取り組みをしているのでしょうか?

輸出拡大に向けて--スナック菓子やお酒もターゲット

見ると、精米だけでなく、包装米飯・日本酒・米菓も含めた加工品の輸出に力を入れているようです。

たしかに、日本の酒やお菓子が海外で人気だというニュースをよく耳にしますよね。
日本食レストランも世界中で増えています。

世界的に日本食レストランが急増しています。平成18年には全世界で約2万4,000店で
したが、平成25年には約5万5,000店へと増加。さらに平成27年には約8万9,000店に
達しました。このような新たな市場に、戦略的に日本の農林水産物を売り込んでいくことが
求められています。

コメ(包装米飯含む)重点国
現地での精米の取組や炊飯ロボットと合わせた外食への販売など、日本米のプレゼンスを高める取組を推進。 新興市場:台湾、豪州、EU、ロシア、中国、米国等
安定市場:香港、シンガポール
米菓重点国
相手国のニーズに合った商品の開発、手軽なスナックとしてのプロモーション強化。新興市場:中東、中国、EU
安定市場:台湾、香港、シンガポール、米国
日本酒重点国
発信力の高い都市や重点市場でのイベント・事業を実施するほか、セミナー等を通 じて、日本酒の良さについて普及。日本酒の生産増に対応した酒造好適米の増産が可能となるよう措置。 新興市場:EU、台湾、中国、ブラジル、 ロシア、韓国
安定市場:米国、香港

資料:米に関するマンスリーレポート

実に様々な国に日本のお米を売り込もうとしています。
また、ごはんのキモである「炊き方」対策としてロボットを起用するなど、日本らしい作戦も。

日本のお米輸出拡大に向けた団体もできています

さらに、お米・お米関連食品の輸出拡大のため、他の品目に先がけて、オールジャパンで輸出を促進する全国団体 J.R.E(一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会)が2014年に立ち上がりました。統一ロゴマークの開発・発表、海外でのPRイベント等を開催しています。

一般社団法人 全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会*JRE

http://zenbeiyu.com/jp/

一般社団法人 全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会*JRE オフィシャルサイト

海外の人がひと目で日本産である事を確認できるロゴマークがこちら。富士山・桜・太陽のモチーフは、「日本らしさ」をストレートに伝えていますね。

日本産米・米関連食品輸出促進統一ロゴマーク

J.R.Eのサイトでは、外国人向けに日本産のお米のあれこれを英語で紹介している動画が見られますよ。

ごはんの炊き方も英語で紹介しています。

今回の気づき

今回調べてみてわかったのは、思った以上に日本のお米は海外で人気があるということでした。
日本のお米に関わるたくさんの人が努力した積み重ねの結果だと思います。

世界中に美味しい日本のお米の魅力が伝わるよう、願ってやみません。
そしてそれが逆に国内のお米人気アップにつながればもっとうれしいです。

これからも、この取り組みの動向を見守っていきたいと思います!

この記事のライター

関連する投稿


毎日のご飯を低糖質に変える!糖質33%OFF炊飯器より新色発売!

毎日のご飯を低糖質に変える!糖質33%OFF炊飯器より新色発売!

ヒロ・コーポレーションから、あなたの健康を保つ、糖質OFFのご飯がいつものお米で簡単に炊ける。自宅で簡単にできる糖質33%OFF炊飯器のブラックが新たに発売されます!


奈良県初!奈良市東部地域が「どぶろく特区」に認定

奈良県初!奈良市東部地域が「どぶろく特区」に認定

奈良市は、東部地域を対象に地域振興の観点から、構造改革特別区域計画「奈良市東部地域どぶろく特区」(通称:「どぶろく特区」を申請し、平成30年12月20日に内閣総理大臣により認定されました。


【お米クイズ】第38回:お米の呼び名

【お米クイズ】第38回:お米の呼び名

「これは知ってほしい!」五ツ星お米マイスター・小池 理雄が、皆さんへお米のトリビアを毎回楽しくお届けする「お米クイズ」。 第38回はお米の呼び名についてです。


毎年完売する人気の日本酒「真澄 あらばしり樽酒」期間限定で販売!試飲イベントも!

毎年完売する人気の日本酒「真澄 あらばしり樽酒」期間限定で販売!試飲イベントも!

首都圏を中心に17店舗のスーパーマーケット(クイーンズ伊勢丹/クイーンズ伊勢丹グランデ/クイーンズアイ)を運営する、株式会社エムアイフードスタイルは、毎年早期に完売となる「真澄 あらばしり樽酒」の試飲・販売イベントを12月28日(金)より開催します!本格的な日本酒を求める方も、お正月の準備をされる方も、この期間にだけ楽しめる「真澄 あらばしり樽酒」をお楽しみください♪


【お米クイズ】第37回:炊飯で使用する水は?

【お米クイズ】第37回:炊飯で使用する水は?

「これは知ってほしい!」五ツ星お米マイスター・小池 理雄が、皆さんへお米のトリビアを毎回楽しくお届けする「お米クイズ」。 第37回は炊飯で使用する水についてです。


最新の投稿


『液体塩こうじ・アスリート腸内環境向上プロジェクト』の研究結果発表!

『液体塩こうじ・アスリート腸内環境向上プロジェクト』の研究結果発表!

ハナマルキ株式会社は、AuB株式会社、慶應義塾大学SFC研究所ランニングデザイン・ラボとの共同で、塩こうじの腸内環境への効果およびスポーツパフォーマンスへの効果を研究する『液体塩こうじ・アスリート腸内環境向上プロジェクト』を発足。研究の結果、液体塩こうじの摂取によって、免疫力の向上に貢献すると多数報告されている、酪酸、乳酸、酢酸などの短鎖脂肪酸を作る腸内細菌が増加し、腸内に対して有効に作用したことが示唆された研究結果を得たことを発表しました!


毎日のご飯を低糖質に変える!糖質33%OFF炊飯器より新色発売!

毎日のご飯を低糖質に変える!糖質33%OFF炊飯器より新色発売!

ヒロ・コーポレーションから、あなたの健康を保つ、糖質OFFのご飯がいつものお米で簡単に炊ける。自宅で簡単にできる糖質33%OFF炊飯器のブラックが新たに発売されます!


国産米由来の米発酵液配合「プレミアムプレサ スキンコンディショニングマスク」新発売

国産米由来の米発酵液配合「プレミアムプレサ スキンコンディショニングマスク」新発売

株式会社ウテナの、ワンランク上のシートマスクブランド「プレミアムプレサ」から、2019年1月21日に「スキンコンディショニングマスク」2アイテムが新発売です!豊富なアミノ酸を含む国産米由来の「米発酵液(保湿成分)」を配合し、忙しい女性の肌環境を整えます。


奈良県初!奈良市東部地域が「どぶろく特区」に認定

奈良県初!奈良市東部地域が「どぶろく特区」に認定

奈良市は、東部地域を対象に地域振興の観点から、構造改革特別区域計画「奈良市東部地域どぶろく特区」(通称:「どぶろく特区」を申請し、平成30年12月20日に内閣総理大臣により認定されました。


お米の消費拡大情報配信サイト「やっぱりごはんでしょ」に、カレーの日(1/22)はじめ様々なカレーコンテンツ掲載中!

お米の消費拡大情報配信サイト「やっぱりごはんでしょ」に、カレーの日(1/22)はじめ様々なカレーコンテンツ掲載中!

日本で唯一のカレー研究情報発信機関である、株式会社カレー総合研究所は農林水産省が展開するお米の消費拡大情報配信サイト「やっぱりごはんでしょ」の『1月22日カレーの日特集』に情報掲載中です。1月22日のカレーの日はカレーとお米を食べて盛り上げましょう!